インフルエンザワクチン予防接種には、希望者が各自受ける任意接種と、法律に基づき行政が主体となって実施する定期接種があります。
2023年度のインフルエンザワクチン接種を2023年10月10日から開始します。
■対象
生後6か月以上すべての方(高齢者インフルエンザ(定期接種)対象者を除く)。
■料金
3850円(税込)
■接種回数、接種量
年齢 | 接種量 | 接種回数 |
---|---|---|
生後6か月~3歳未満 | 0.25ml | 2回 |
3歳~13歳未満 | 0.5ml | 2回 |
13歳以上 | 0.5ml | 1回 |
※お子様は母子手帳をお持ちください。
高齢者インフルエンザ予防接種は2023年10月10日より開始となります。
■対象
■料金
2500円
■接種回数
1回
定期的に当院通院中の、かかりつけ患者様は原則定期通院時にワクチン接種を行います。
定期受診の予約をお取りになるときにインフルエンザワクチン接種を、ご希望である旨事前にお伝えください。
またインターネットで定期受診の予約を取られる方は“ 定期受診 + インフルエンザ接種 ” を選択してください。
インフルエンザ予防接種のみをご希望の方は、ワクチン接種の予約はインターネット予約あるいはお電話(042-736-7720)にてお取りください。
※今年度はインフルエンザワクチンの入荷数が昨年より増える予定となっております。
しかし在庫状況によっては、予約を一時中断、入荷のめどが立ち次第再開させていただくこともございますのでご理解いただきますようにお願い申し上げます。
今年度は新型コロナワクチン個別接種と並行してインフルエンザワクチン接種を行うため、インフルエンザワクチン接種のみの方は診療時間の一部にワクチン予約可能時間を限定させていただいております。
ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
ただし、新型コロナウイルスワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種をご希望される方はお電話での予約に限定させていただきます。
インフルエンザワクチンを予約する際にお申し出ください。
院内混雑を避けるため、可能な限り、予診票をダウンロード、印刷*(高齢者インフルエンザワクチン接種者を除く)していただくか、事前に受付にて予診票を入手いただき、あらかじめご記入の上、受診日当日、ご来院いただきますようお願いいたします。
(高齢者インフルエンザワクチン接種者以外の方)
*町田市の高齢者インフルエンザワクチン予防接種を受けられる方は、予診票は受付でのみ準備しております。
事前にお立ち寄り可能な方は、入手の上ご記入いただき持参していただくか、当日でもご記入いただけます。
風邪に引き続き肺炎に羅患して亡くなる高齢者が増えています。
インフルエンザワクチンだけではなく肺炎球菌ワクチンを接種しておくことで肺炎による入院や死亡の可能性が非常に低くなります。1回接種で5年以上は有効です。
23価肺炎球菌ワクチンは2016年4月1日から、特定の年齢の方のみが、公費の助成対象となっています。但し、公費の補助は、1回のみです。
水痘ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビゲン」)に加え、新しい帯状疱疹ワクチン(乾燥組み換えサブユニットワクチン「シングリックス」)の接種可能となりました。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)は多くの人が子供のときに感染、発症する水疱瘡(水ぼうそう)のウイルスが原因で発症する病気です。水疱瘡が治ったあともウイルスは体から排除されずに、体内(神経節)に潜伏していて、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが神経を伝わって皮膚に出てきて、水疱瘡でみられるような水疱をつくることで発症します。帯状疱疹が発症すると、皮膚の症状だけでなく、神経にも炎症を起こし、痛みがあらわれます。帯状疱疹は高齢者で発症することが多く、発症率は一生を通して、3人に1人がかかることも言われています。
また帯状疱疹自体で問題になるのは皮膚症状が治ったあとも、一部の方で神経の痛みが続き、長い期間、苦しむことです(3か月以上痛みが続くものを帯状疱疹後神経痛:PHNと呼びます)。痛みは強く、「刺すような痛み」や「焼けるような痛み」とも表現され、数年にわたり痛みが続き、50歳以上で帯状疱疹を発症した人の約2割がPHNになるともいわれ、高齢者ほどリスクが高いため、日常生活の自立性も損なう深刻な問題となります。
帯状疱疹は一回かかったら、再度かかる可能性は低いともいわれていましたが、日本では高齢化が進んでいることから免疫が弱まって2回、3回目の発症も散見されること、また小児への水痘ワクチン接種が浸透したため、高齢者がウイルスに触れる機会が減り免疫が落ちることで帯状疱疹の発症率が高まっていることが危惧されています。
このような帯状疱疹の予防について、50歳を過ぎたら、帯状疱疹の予防接種(帯状疱疹ワクチン)を受けることができます。
これまで帯状疱疹ワクチンは水疱瘡の予防にも使われている水痘ワクチンが使用されておりましたが、2020年1月に新しい帯状疱疹ワクチンであるシングリックスが日本でも使用できるようになりました。新しいワクチンはリコンビナント(組み換え)の新しいワクチンで、その有効性の高さから世界的に注目されています。
従来のワクチンは生ワクチンのため、他のワクチンを接種する場合、27日以上間隔をあける必要がありましたが、新しいワクチンは不活化ワクチンで、6日以上あければ他のワクチンを打つことが可能であり、免疫抑制をきたす治療を受けている方も接種可能です。
帯状疱疹予防効果も従来のワクチンは60歳以上の方で帯状疱疹発症率は51.3%減少効果がみられたと報告されていますが、新しいワクチンのシングリックスでは50歳以上で97%、70歳以上でも90%の予防効果があるとの報告があり従来のワクチンより予防効果が高いと考えられます。シングリックスの安全性ですが、接種後7日以内に注射部位の腫れ、痛みが多くの方に現れますが、それら副反応の多くは軽度~中等度、3日以内で治まります。
従来のワクチンは1回接種になりますが、シングリックスは2回(2か月間隔)の接種が必要で、接種費用が高額となりますが、予防効果の高さには注目するところがあります。帯状疱疹の予防接種をご検討中の方は、お気軽にお問合せください。
決められた期間内に受ければすべて無料です。
1歳未満(標準は生後5カ月から8カ月)今年から集団ではなく個別接種になりました。
生後4カ月から7歳6カ月未満で初回3回、追加1回の4回)
生後2カ月から5歳未満。接種開始時期により接種回数は異なります。詳しくは窓口にお尋ねください。
2回接種:I期1歳以上2歳未満、II期5歳以上7歳未満かつ小学校就学前1年間(定期の他に、2歳以上6歳未満で一度も受けていない場合、6歳以上19歳未満で1度も接種していない場合も無料で受けられます)
1歳から3歳未満、3カ月以上の間隔(標準的には6カ月から12カ月の間隔)をおいて2回
I期は生後6カ月以上7歳6カ月未満で1週間から4週間の間隔をあけて2回接種した後3回目は追加として1年後に接種する。II期は9歳以上13歳未満で1回接種。
但し一時厚労省の通知により積極的接種を控えていた方を対象に平成7年4月2日~平成19年4月1日生の方は20歳になるまでに無料で接種が受けられます。
11歳以上13歳未満で1回接種
現在接種中止ではなく、積極的な接種の勧奨を差し控えることになっています。希望があれば、対象の小学6年から高校1年の女子に3回接種しています。
2016年10月から定期化されました。
生後2ヶ月から3回接種します。
今のところ自費です。
(すべて税込み)